柴谷宗叔は、四国遍路などで霊験を頂いたことから在家出身ながら、ご縁をいただき高野山で得度して僧侶になりました。
四国八十八ヶ所遍路は100周以上の錦札です。西国三十三所巡礼は40周以上。坂東・秩父の日本百観音をはじめ、北海道から九州まで全国50以上の霊場を巡拝しています。中国での弘法大師の足跡を訪ねる巡礼もしました。四国・西国は徒歩巡礼もしました。徒歩、車、観光バスのそれぞれの行程も熟知しています。2019年から性善寺主催の巡礼もしています。
修士・博士論文は遍路・巡礼に関するもので、2014年には巡礼遍路研究会を立ち上げ、会長をしています。四国のヘンロ小屋造りにも副会長として尽力しています。園田学園女子大学で「四国遍路と巡礼」をテーマに公開講座の講師もしています。
四国八十八ヶ所霊場会公認大先達、西国三十三所札所会公認特任先達。四国別格二十霊場、四国三十六不動霊場、新四国曼荼羅霊場先達。高野山金剛峯寺境内案内人。ほとんどの霊場のご案内はできます。
巡礼関係では下記の著書があります。内容については、各項目参照。他の著書についてはプロフィール参照。
公認先達が綴った遍路と巡礼の実践学(高野山出版社、2007)
四国と西国の霊場先達として巡拝した経験を基に、両霊場の参拝者の実態調査などを書いた高野山大学院の修士論文を基にした本です。全国40余りの霊場データや、四国の400余りの番外札所も記載しています。巡礼を深めたい方には格好の書です。
江戸初期の四国遍路 澄禅『四国辺路日記』の道再現(法蔵館、2014)
江戸時代初期に四国遍路をした真言僧・澄禅の日記を仔細に読み込み、澄禅がたどった道を再現した。高野山大学院の博士論文に加筆訂正した本です。現在わかる最古の遍路道を検証し、地図上に落としています。一部通れなくなっている道もあります。四国遍路道の世界遺産化に向け、現在調査されている道よりも古い道を検証した貴重な書です。
四国遍路 こころの旅路(慶友社、2017)
四国遍路の入門書です。巡拝作法や、歴史、真言宗の教えなどを分かり易く書いています。88の各札所の案内も載せています。これから四国遍路をしようという方には絶好の書です。また先達さまにとっても参考になります。巻末に著者の性同一障害から僧侶になるまでの半世紀の記録も載せています。
四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクトを支援する会
四国を徒歩巡礼しているお遍路さんのための休憩所、ヘンロ小屋造りのプロジェクトを支援している会です。
http://www.geocities.jp/henrogoya/
園田学園女子大学生涯学習センター
社会人向けの公開講座で「四国遍路と巡礼」をテーマに開講しています。男性も受講できます。
http://www.sonoda-u.ac.jp/exten/syougai/index.htm
四国八十八ヶ所の錦札
四国八十八ヶ所の先達納経帳
四国八十八ヶ所の掛軸
西国・坂東・秩父百観音の掛軸
近畿三十六不動の掛軸
巡礼遍路研究会の第7回研究発表会兼総会は、予定通り6月19日にドーンセンターで開催します。非常事態宣言下でセンター自体は閉館してますが特別に開会を許可されました。正面玄関が閉まってる場合は北側駐車場脇の通用門からお入りください。
巡礼遍路研究会の第7回研究発表会が2021年6月19日に開催されます。研究発表希望者を募集しています。
巡礼遍路研究会の第6回研究発表会兼総会が、2019年6月22日、愛媛大学で開催されます。
巡礼遍路研究会の第5回研究発表会が、2018年6月24日(日)、高野山大学難波サテライトキャンパスで開かれました。
第6回は、2019年6月22日、愛媛大学で開催予定です。詳細が決まればアップします。
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